2022年1月30日、楽天証券がまた改悪を発表しました。
2022年9月から投資信託のクレジット決済時に付与されるポイントが1%→0.2%に変更となります。
この記事では今後楽天証券でもらえるポイントのシミュレーションと
SBI証券でもらえるポイントと比較を行っていきます。
楽天証券ポイントシミュレーション
まずは現在楽天証券で付与される2種類のポイントを説明します。
①投資信託クレジット積立により付与されるポイント
これまで楽天カードによる投資信託クレジット積立で1%分のポイントが貰えましたが
2022年9月から0.2%に変更になります。(手数料年0.4%以上の銘柄は対象外)
月最大50,000円購入できるので500ポイントから100ポイントに減ります。
②ハッピープログラムで毎月付与されるポイント
ハッピープログラムによりこれまで毎月ポイントが付与されていましたが
2022年の4月以降毎月付与から一定額を達成時に下記のように1回だけ付与に変更になります。
下記のシミュレーションを見ればわかりますが正直1回だけの付与は従来よりはるかにもらえるポイントが少ないです。
楽天証券ポイントシミュレーション
ポイント付与率は段階的に変更になるため下記3条件が継続したと仮定して長期シミュレーションします。
①2022年3月までの付与条件の場合
※改悪無し現在の条件
投資信託クレジット1%
ハッピープログラム毎月
②2022年4月~2022年9月の付与条件の場合
※一回目の改悪の条件
投資信託クレジット1%
ハッピープログラム1回だけ
③2022年10月以降の付与条件の場合
※二回目の改悪の条件
投資信託クレジット1%
ハッピープログラム1回だけ
シミュレーション条件は
eMAXIS slim 米国株式(s&p500)に毎月50,000円積立し年利は5%として計算します。
グラフを見てみると一目瞭然ですが
かなり付与ポイントが減っていることがわかります。
特にクレジットの付与ポイントが1%から0.2%に減っている影響が大きいです。
楽天証券とSBI証券の比較
SBI証券にもクレジット積立で付与されるポイントと
保有していると毎月付与される投信マイレージが有るため
楽天証券と比較します。
クレジット積立のポイント
楽天証券と同様に最大月50,000円まで購入可能で
通常カードで0.5%
ゴールドカードで1%
プラチナカードで2%
付与されます。
今回は年会費無料の通常カード0.5%で比較します。
投信マイレージポイント
従来までの楽天証券ハッピープログラムと同様に毎月ポイントが貰えるキャンペーンです。
eMAXIS slim米国株式(s&p500)の場合年間で保有額の0.034%付与されます。
楽天証券とSBI証券の比較
2022年10月以降の場合で比較します。
かなり大きな差があることがわかります。
SBI証券が今後も同じサービスを継続するかはわかりませんが改悪後の楽天証券よりもSBI証券のほうが多くポイントが付与されていることがわかります。
さらにSBI証券は楽天証券の顧客を獲得するため様々なキャンペーンを実施していますので紹介します。
①投資信託移管手数料全額キャッシュバック
楽天証券からの移管は1銘柄につき3300円かかるのですが
所定の手続きでSBI証券が全額キャッシュバックしてくれます。
下記記事でやり方を説明しているので興味がある方は参考にしてください。
②移管した人に最大10万ポイント付与
2022/2/4(金)~2022/3/31(金)までにエントリーした人限定のキャンペーンです。
1等で10万ポイント
2等で5000ポイント
3等で1000ポイント貰えます。
10万円以上の移管を行いその後投資信託で10万円以上購入した場合、必ず1000ポイントが貰えます。
投資信託の購入額が増えるほど1等、2等の当選確率が上がります。
今後も同じようなキャンペーンが開催される可能性があるので移管を検討している人は小まめに確認しましょう。
まとめ
楽天証券の度重なる改悪でもらえるポイントは大きく減ります。
それに対し現時点でSBI証券はお得にポイントが貰えます。
今後もポイントをお得にもらいたい人は移管も検討したほうが良いです。
今回はここまでです。
読んでくれてありがとうございました。
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