楽天証券の改悪により2022年4月から投資信託の保有金額に応じて毎月付与されていたポイントが貰えなくなり、2022年9月からクレジット積立で貰えるポイントが1%から0.2%に変更になります。
一方SBI証券では今後も毎月ポイントが貰える上に他社からの投資信託移管手数料を全額負担すると発表しました。楽天証券からの移管の場合1銘柄当たり3300円ですね。
現在楽天証券で、ある程度の投資信託を保有している人はそのまま保有し続けてもSBI証券と比べてメリットが少ないので移管を検討してみましょう。
楽天証券改悪の詳細は下記リンクから
この記事では楽天証券からSBI証券に投資信託を移管する方法を解説します。
まずはSBI証券で取り扱いしているか確認
移管予定の楽天証券で保有している銘柄がSBI証券で取り扱いをしているか確認しましょう。
こちらのSBI証券投資信託のページ内の検索ボックスで検索してください。
検索してヒットしなかった銘柄は移管できません。
ちなみにNISA口座で保有している投資信託は移管できないので注意しましょう。
楽天証券からの移管(出庫)手続き
出庫依頼書類を楽天証券に送付
まずは楽天証券にログインして右上のマイメニューをクリック。
右側の移管・買取請求をクリック
下記画面でPDFをダウンロードします。
特定口座と一般口座が有りますが、どちらかわからない人は間違いなく特定口座です。
記入で迷いそうなところが3点あるので下記のように記入してください。
移管先金融機関名は【株式会社SBI証券】
部支店名は【本店】
部支店の所在地は【東京都港区六本木1-6-1】
他はPDFの見本通りに記載すれば特に問題なくできるはずです。
記入した書類と本人確認書類(私の場合は免許証の両面コピー)を同封して送付すれば完了です。
楽天証券口座に移管手数料を入金
楽天証券ホーム画面を押してホームボタンを押します。
楽天証券口座の預り金が移管手数料以上であることを確認します。
私の場合4銘柄で移管手数料は3,300×4=13,200円なので14,000円いれておきました。
足りない場合は右上のマイメニューから入金処理を行ってください。
その場合【自動出金時に残す金額】を設定しておきましょう。
マイメニュー左のマネーブリッジをクリックして
変更するをクリックします。
楽天証券の自動出金時に残す金額を設定します。
1万円きざみでしか変更できません。
下記画面は2万円残す設定です。
取引暗証番号を入力します。
これで移管手数料の入金は終了です。
移管手続きの経過
出庫依頼書を送付してから2週間くらい経つと楽天証券のお知らせに
【アカウントロック】
「この銘柄は投資信託の出庫手続き中のため、取引が制限されています。」と表示されます。
ここから10日程度でアカウントロックの通知が消えて移管手続きをした銘柄が楽天証券の画面から無くなり、移管手数料も引かれていました。
さらに1週間程度でSBI証券の保有証券一覧に移管した銘柄が追加されました。
全部で大体1か月程度かかりました。
楽天証券からもSBI証券からも途中経過どころか移管完了の通知も一切ありませんでした。
SBI証券の移管手数料キャッシュバック手続き
楽天証券に支払った移管手数料をSBI証券にキャッシュバックしてもらう手続きです。
投信お引越しプログラム申込書と返信用封筒ラベルを印刷します。
申込書の記入で特に手こずるところはありません。
楽天証券の出庫手数料の領収書はお知らせ画面を確認
領収書はお知らせ画面の手続き完了に関するお知らせを印刷すれば大丈夫なので電話して取り寄せる必要はありません。
移管手数料が振り込まれるまで最長2か月かかる
移管手数料が振り込まれるのは偶数月の末なのでタイミング次第では2か月かかる可能性があります。
お知らせやメール等は一切なく、ある日突然振り込まれています。
期間限定キャンペーンも実施している
2022年2月4日から3月31日までエントリーして移管完了後に投資信託を購入すると最大10万ポイント、最低でも1,000ポイントもらえるキャンペーン開催していました。
私はdポイントを1,000ポイントもらいました。
今後も同様のキャンペーンを実施する可能性があるので間に合わなかった人は次回開催を待つものありだと思います。
5/9から第二弾が開始しました。
まとめ
いかがだったでしょうか
令和時代にもかかわらずかなりアナログで面倒な手続きですが
楽天証券よりもSBI証券のほうがポイントが多くもらえるので是非皆さんこの記事を参考にやってみてください。
今回はここまでです。
読んでくれてありがとうございました。
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