貯金が全くできずに悩んでいる方や、貯金が無くて今後大丈夫なのだろうかと不安に思っている方はたくさんいらっしゃると思います。
金融広報委員会の調査によると単身世帯のうち
30代の31%が貯金ゼロ、20%が貯金100万円以下
となっており20代の約70%、30代の約50%が貯金100万円以下です。
この記事では貯金100万円を超えると変わることや出来るようになることを20代で貯金1000万を達成した筆者が解説していきます。
貯金100万円達成で変わること
貯金100万円に到達する過程で自然に身に付くスキルと
貯金100万円到達後に選択できるようになる新しい選択肢が有ります。
お金が貯まる習慣が身に付く
貯金はダイエットと同じようなものです。
太っている人のほとんどは痩せたいと思っているにもかかわらず、ついつい食べ過ぎたり不要な間食が習慣となってしまってます。
悪い習慣を見直しダイエットに成功した人は、お腹一杯食べることや間食をしなくても満足できるように変わることができます。
もちろん再び悪い習慣が再発してリバウンドしてしまう人もいますが…
お金においても貯金ゼロの人にはお金が貯まらない悪い習慣が必ずあります。
100万円貯金を達成するころにはこれらの支出が無くても満足度の高い生活を送れる体質になっていることに気付くはずです。
それが新たな習慣となれば自然と支出も減るため今後も右肩上がりで貯金を増やすことが出来ます。
100万円が十分な生活防衛費となるため何事にも余裕が生まれる
生活防衛費とは万が一の事態が起きたときに生きていくための資金のことです。
例えば怪我をして入院してしまった場合、生活防衛費(貯金)がない人は
収入が途絶え治療費が払えないため、にっちもさっちも行かなくなってしまいます。
それに対して100万円貯金があれば最低でも半年は収入が無くても生きることが可能です。
心の余裕という意味合いでは極端な例ですが、会社の業務や人間関係に嫌気が差しても
貯金がない場合は我慢して働き続けるしか選択肢が無いですが
100万円有れば「こっちはいつでも辞められるんだぞ」と心に余裕をもって働くことが出来ます。
さらに貯金を増やす選択肢が生まれる
生活防衛費がある人は新しい選択肢を取ることが出来ます。
例えば医療保険の解約です。
先ほども書いたように入院するような事態になっても100万円有れば保険に入っていなくても何とかなります。
そもそも我々は国民健康保険に加入しており常時自己負担が3割
万が一高額な治療となったとしても高額医療費制度で最大でも月額約9万円の負担で済みます。
利用できる制度とリスクリターンを把握して自分で納得した選択をするようにしましょう。
投資という選択で資産を増やすことだって可能です。
生活防衛費がある人は余剰金を投資に回し、お金にお金を稼いでもらうことができます。
まとめ
100万円という貯金額は
お金に追われながら日々生きるか、お金を利用しながら計画的に生きるかの大きな境界線となっていると思います。
現在貯金がない人もひとまず100万円を目指して行動してみてください。
100万円の大きな壁を突破できた方は200万円・300万円と順調にステップアップしていけると思います。
今回はここまでです。
読んでくれてありがとうございました。
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