貯金を増やすために一番最初に着手するべきは固定費の削減です。
固定費は毎月発生する定額支出なので減らした分だけお金が浮き、毎月定額貯金しているのと同じだと考えることができます。
この記事では、7つの固定費について削減のポイントを説明します。
変動費の削減について知りたい方はこちらの記事から
最初は現時点の固定費把握から始める
固定費を削減するにはまず現状の把握が必須です。
自分の固定費を把握していない人は調べるところから始めましょう。
項目別 固定費削減方法の解説
固定費削減のためにやるべきことを説明します。
家賃の見直し
家賃は固定費の中で一番の割合を占めるため下げた分はダイレクトに貯金額に効いてきます。
考えてみると普通の社会人は一日の大半を会社で過ごし家に帰宅してもほとんどの時間を寝て過ごしているため家にいる時間は意外と少ないです。
何回か引っ越しを経験した私の意見ですが、多少狭かったり汚くても特に問題なく暮らせます。
実際に大学時代の下宿でそのような物件に住んでいて何も不便していなかった人も多いと思います。
昔からよく言われている家賃は給料の3分の1というのは正直高すぎると思います。
私の考えですが貯金したい人は、家賃から住宅手当を引いた額が手取り月収の20%以下を目指した方がいいと思います。
会社の住宅手当や居住地によって個人差はあると思いますが、支出の中で家賃が占める割合は大きいので、まず最初に見直すべきだと思います。
ちなみに私は築40年で相場より3万円くらい安いマンションに住んでいます。
マンション外観は古臭いですが内装はリフォームしてあるため綺麗で全然気になりません。
自家用車所有をやめる
生活環境を変えなければならないため実現が難しいですがかなりお金が貯まります。
車を所有している人のほとんどは、自分の生活に車は必須だから絶対に無理と思うはずです。
そう思うのは当然ですが、ほんのちょっと歩み寄って車の無い生活を想像してみてください。
・買い物:家の近所のカーシェアリングを使う。
・外出:レンタカーを利用する。
初めから絶対に無理と決めつけずに色々な可能性を模索するのは良いことだと思います。
おそらく車を所有している人はカーシェアリングのシステムや料金について知っている人はほとんどいないと思います。
今ある便利な制度やサービスを知っておくことは大事です。
色々な選択肢が有ることを知りそれらの中で生活の質と支出がどう変わるか試算して
自分で答えを出しましょう。
通信費見直し
スマホ料金が高いと言ってる人はほとんど、昔から契約しているプランを使い続けている気がします。
現在利用しているキャリアの安価なプランを一度調べてみるといいです。
さらに安くしたい人は思い切って格安simに乗り換えを検討してください。
私も使っていて、たまにちょっと遅いかな?と感じることはありますが
毎月数千円安くなったメリットの方が遥かに大きいです。
保険を見直す
生命保険はもし自分が死んだときお金に困る人がいなければ入る必要ないと思います。
医療保険も過剰に高いものは必要ないと思いますし、ある程度貯蓄がある人は加入しないという選択肢も検討しましょう。
そもそも我々日本では国民健康保険という、常時医療費負担3割、万が一の高額医療費は負担上限額が月約9万円(年収360~700万)程度で済むという保険に強制加入しています。
【保険は絶対に入らなくちゃいけないもの】という認識を捨て最終的に自分が納得した選択を取るようにしましょう。
不必要なサブスク
アマゾンプライム、ネットフリックス、スポティファイなどたくさんありますが
本当に必要かもう一度検討してみましょう。
それほど利用していないものや惰性で利用し続けているサービスはすぐにやめるようにしましょう。
昔加入していたニコニコ動画プレミアムの退会忘れていたなんて話も聞くので一度クレジットカードの利用明細をチェックしておきましょう。
ジムの会費
ボディビルダーを目指す!とかでは無ければ自宅のトレーニングでも体は引き締まります。
私は腹筋ローラー使ってるだけですが長年体脂肪13%、BMI20をキープしてますよ。
意思が弱くて自分一人では運動できないから自分を追い込むためにジムに行ってるという人は貯金するという強い意志で断ち切りましょう。
クレジットカードの年会費
ゴールドカード等所持している場合、年会費に見合っているか再確認しましょう。
多少ポイントアップしたところでほとんどの場合年会費以上のポイント入手出来ていないですし
空港のラウンジを頻繁に使う機会がある人なんていないと思います。
見栄や世間体を気にしてクレジットカードを選んでいる人はもったいないのでやめたほうが良いです。
一般カードにも年会費かかっているものが有るので自分が所有しているカードを確認して不要なものは退会しましょう。
クレジットカードは2~3枚程度にまとめるといいですよ。
数が増えると無料の家計簿アプリで管理できなくなります。
まとめ
固定費削減方法を色々書いてきましたが
一番重要なのはこれらを実践しようと行動することです。
まずは現状を把握して削減の余地があるか調べるところから始めましょう。
今回はここまでです。
読んでくれてありがとうございます。
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